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名古屋大学 地盤工学講座 地盤防災工学グループ

環境土木実験棟

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試験機紹介


一軸圧縮試験機
拘束圧のない状態で土の強度を計測するときに使います.
土の力学試験では最も単純な試験ではないでしょうか.
鋭敏比を求めるためにも必要な試験です.


透水試験機
変水位透水試験機です.
標準圧密試験と併せ,あらゆる透水性を持つ土に対応できます.
試験機の制御自体は至ってシンプルです


二連式三軸試験試験機
二重負圧法に対応している試験機です.
この試験機は単調載荷・繰返し載荷,応力制御,ひずみ制御が可能です.
また,一番の特徴は二連式となっている点で,片方で圧密しながらもう片方でせん断ができるので,非常に効率よく試験ができます.
供試体は直径7.5cm・高さ15cm,直径5cm・高さ10cm,直径直径3.5cm・高さ8cmのサイズに対応しています.


三軸試験K0試験機
4号機と同様に正圧・負圧の制御が可能であることに加え,二重負圧法に対応しています.
この試験機の最大の特徴はK0状態を想定した圧密・せん断をすることが可能であることです.
実地盤では,土はK0状態になっていると仮定でき,その時の力学挙動を知ることはとても重要です.
しかしながら,4号機と同様に単調載荷にしか対応していません.
供試体は直径5cm・高さ10cm,直径3.5cm・高さ8cmのサイズに対応しています.


不飽和三軸試験機
空気と水を含んだ不飽和土に対して試験を行うことができます.排気・排水条件をコントロールしたり,サクションをコントロールすることにより,様々な状況を想定した不飽和土の試験をすることが可能です.


マイクロスコープ
土粒子の形や土の中にある木片の観察などをすることができます.写真は画像ファイルにしたり,高低差や距離を測ったりすることも可能です.